
こんにちは!
さいたま市大宮駅から徒歩5分
個室サロンCISEIの斉藤翼です。
「トリートメントは髪に良いもじゃないの?」
そう疑問に思う方、多いんじゃないでしょうか。
もちろんトリートメントが適正であれば、髪に潤いを与えてくれます。
ただそれが適正を超えて過剰になっていたとしたら?
今回はそんなお話です。
CISEIが大切にしている「引き算から始める髪質改善」
CISEIでは、その場だけツルツルに見せることよりも、半年後、一年後にもっと扱いやすくなっている髪を大切にしています。
だから、すべてのお客様に同じ内容のトリートメントをすることはしません。
必要のないものは足さない。残っているものは、髪の状態に合わせて取り除く。そのうえで、本当に必要な栄養と水分、油分だけを補う。
髪質改善は、たくさん与えることではありません。
- 何を足すかと同じくらい、何を落とすかが大切です。
- 「毎日洗っているのにベタつく」
- 「髪が乾きにくくなった」
- 「トリートメントをしても効果がよくわからない」
そんなときは、傷んだと決めつける前に、一度、使っているものを見直してみてください。
トリートメント依存から抜け出す第一歩は、何かを買い足すことではなく、髪を本来の状態に戻すことから始まります。
乾きにくい、ベタつく、トップがつぶれる。その原因は皮膜かもしれません
余分なオイルやシリコンが皮膜となって蓄積した髪には、いくつかわかりやすいサインがあります。
- シャンプー直後なのに、根元や中間が重い。
- 毛先は乾燥して見えるのに、触ると妙にベタッとしている。
- トリートメントをすれば手触りは良くなるのに、髪型としてはまとまらない。
これらが当てはまるなら、油分のたまりすぎを疑ってみる価値があります。
特にショートやボブの方は要注意です。油分の重さで根元がつぶれてしまうと、カットでつくった丸みや、後頭部のボリュームまで出にくくなってしまうんです。
「年齢とともに髪が細くなったから仕方ない」
「最近、髪質が変わってしまった気がする」
そう感じている方でも、余分な皮膜を取り除いただけで、根元が立ち上がり、艶がよみがえるケースは少なくありません。
髪質が変わったのではなく、髪の上にいろいろ乗りすぎて、本来の状態が見えなくなっていた。そういうことも、よくあります。
トリートメントが効かないのは、髪が傷みすぎたからとは限らない
- 「毎日トリートメントしているのに、髪がパサつく」
- 「最近、髪が乾くまでに時間がかかる」
- 「前は効果を感じていたトリートメントが、なんだか効かなくなってきた」
こうしたお悩みをうかがうと、多くの方が「ダメージが進んで、栄養が足りていないのかな」と考えます。
それが自然ですよね。
それで、もっとしっとりするシャンプーに替えたり、濃厚なトリートメントを足したり、オイルの量を増やしたり。
でも、ここで少し意外な話をします。
その髪に本当に必要なのは、栄養を足すことではなく、これまで重ねてきたものを一度落とすこと。
そういうケースが、実はとても多いんです。
CISEIで髪を見るとき、ダメージの度合いだけでなく、髪の表面に何が残っているかも一緒に確認しています。
クリニックに行ったらまず診察で聴診器で確認したり、レントゲンやCTなど撮ったりしますよね?
治療を行う前にどういった状態なのか確認する。
これは美容室の施術においても重要なことなんです。
濡らたり、クレンジングしたり方法は様々ですが、
一見ダメージしていないようでハイダメージだったり、シリコンやオイルの脂が残留していたり、
見た目では分からないことをしっかり施術前に確認していくんです。
シリコンやオイルそのものが悪いわけでは、けっしてありません。
市販のシャンプーやトリートメント、ヘアオイル、ヘアミルク、スタイリング剤。
こうしたものには、手触りを良くしたり、摩擦や乾燥から髪を守ったりする成分が入っています。
問題になるのは、その人の髪に対して必要以上に重なってしまい、シャンプーだけでは落としきれなくなったときです。
毎日少しずつ積み重なった成分が表面にたまると、髪が薄くコーティングされたような状態になります。重さやベタつきが出て、かえって扱いづらくなる。そんなことが起こります。
高級なトリートメントの前に、髪を「すっぴん」素髪に戻す
CISEIの髪質改善では、いきなり栄養を入れることをしません。
まず、髪に残った不要な皮膜や油分、スタイリング剤、金属イオンなどを確認します。
そのうえで必要に応じてクレンジングを行い、髪を一度「すっぴん」に近い素髪の状態へ戻していきます。お肌でいう、すっぴんと同じ考え方ですね。
ここで大事なのは、なんでも強く洗えばいいわけではない、ということ。
落としすぎれば、髪に必要な油分まで奪われて、乾燥や摩擦につながります。かといって落とし方が弱ければ、皮膜が残ったままになり、そのあとに使う処理剤やトリートメントが本来の力を発揮できません。
このさじ加減こそが、技術の差が出るところです。
「髪が軽い」「乾くのが早い」は、本当によくいただく反応です
サロンで余分な皮膜と油分をリセットしたあと、お客様からよくこんな言葉をいただきます。
- 「髪が軽くなった」
- 「ドライヤーの時間が短くなった」
- 「根元がふわっと立つようになった」
- 「トリートメントをたくさんつけていないのに、前よりまとまる」
なかには乾かしている途中で、「いつもと髪の動きが全然違いますね」と、ご自分で気づかれる方もいます。
もちろん、一度クレンジングしたからといって、すべてのダメージが治るわけではありません。
枝毛が元に戻ることはありませんし、強い縮毛矯正やブリーチで失われた髪の体力まで、リセットだけで取り戻すことはできません。
それでも、余分なものを取り除くことで、その方の本当の髪質とダメージの状態がはっきり見えてきます。
何が足りないのか。本当にトリートメントが必要なのか。重さが必要なのか、それとも軽さなのか。
正しいケアは、髪をすっぴんに戻してから、ようやく始まるんです。


ヘアケアは、足せば足すほど良くなるわけではありません
化粧水、美容液、乳液、クリームを、肌の状態を見ないまま毎日何種類も重ねたら、かえってベタついたり、肌の調子が崩れたりすることがありますよね。
髪も、まったく同じです。
高い商品を使っているから安心。
毎日トリートメントしているから大丈夫。
オイルをたっぷりつければ乾燥を防げる。
どれも、必ずしもそうとは限りません。
大切なのは商品を増やすことではなく、今の髪に何が必要で、何が必要ないのかを見極めること。
トリートメントを足し続けても髪が良くならないときは、もっと強いものを探す前に、一度立ち止まってみてください。
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